瀬戸市中心地に陶祖を祀る深川神社聖域の一角に、当時県下に類を見ない自前の道場「神武館」が完成しました。
建設に当たり、建設委員長を公立陶生病院初代院長 故二宮院長にお願いし、瀬戸剣道連盟諸先生や先輩方の血のにじむような努力のお陰で、広く市民から浄財を集めていただきました。
土地は深川神社様の御好意により借用させていただきました。
また、道場の命である床板一寸は岡田木材工業所 丸山社長様、屋根瓦は鎖鎌の名手であった瀬戸市水野町の松原ご兄弟の贈与であった。
その後、7年の歳月を得て昭和35年(1960年)5月に道場が完成いたしました。
神武館五十周年記念誌より引用